グリーンスムージー用のミキサーとしては、多種多様なミキサーが発売されています。有名ブランドの人気ミキサーだけでも、たくさんの種類があります。そこで、ミキサーを購入するのが始めての方に、購入前にこんなところに注意してみるといいと思いますという話をしています。私がミキサーを使ってきて、その経験から感じたことをまとめています。
Thinking:ミキサーについて思う
1.種を粉砕できるかどうかが重要
レモンやグレープフルーツなどを使う時、種がけっこうあったりします。スイカでもそうですが。そういうとき、いちいち種を取るのはかなりめんどくさいです。もちろん、種の苦味が気になる場合は丁寧に取り除いた方がいいですが、あまり気にならない方でしたら、種を粉砕して破片を感じなくなるぐらいに滑らかにできるパワーのあるミキサーだと、こういうとき楽です。
私の場合は、種は適当に多少とりますが、あまり気にせず、一緒にミキサーにかけてしまいます。(レモン・グレープフルーツ・キンカンの種。)今使っているパナソニックのミキサーは、種をミキサーにかけても気にならない程度に滑らかになっています。パナソニックのミキサーでは、スイカの種はまだ試していませんが、以前使っていたテスコム製の一番安い2世代くらい前の機種でスイカを種ごと回したときは、種の破片がのこって良くなかったです。パナソニックと同程度の240w以上のパワーがあるのが望ましいと思います。
下の写真はスイカのスムージー作りで種が残ってしまったときのものです。種の破片の小さいかけらが見えると思います。
2.葉物野菜の空回り
葉物野菜をミキサーにぎゅうぎゅうにつめたら、空回りするのは自然なことです。水をちゃんと加えるといくらかよくなります。ミキサーのボトルに対して満杯になるほどの材料を使う場合は、材料はあまり詰めすぎず、始めは少なめの材料を入れてミキサーを回し、ある程度なじんだら残りの材料を足していくほうが空回りせずに作ることができます。
もしくは、バイタミックスやパナソニックのミキサーのように、かき混ぜ棒(それぞれ、タンパー・スムージーバーと呼ばれる)があるミキサーが便利です。 これがあれば、ミキサーをまわしたままでも中の材料を押し込んだり、かき混ぜたりすることができます。
上の写真は、パナソニックのミキサーにギュウギュウに詰めた材料を、スムージーバーを使って上から押し込んでいる画像です。空回りする状態でも、ミキサーを回しながら専用のスムージーバーで押し込んで中をかき混ぜることができます。
3.人参のざらざら感
人参を使ったスムージーを作る場合、パワーのないミキサーだとザラザラ感が気になることになります。これは水分量が多い口当たりのサラサラしたスムージー、つまり粘度の低いスムージーの場合、人参のざらざら感が顕著に感じられます。逆に粘度の高い水分量を抑えたスムージーの場合は、人参のざらざら感はあまり気にならなくなる傾向があります。水分量が多いとどうしても、繊維質が”浮いてしまう”のです。同じ材料で同じミキサーで作っても、水分量が違うだけで、滑らかさに違いがあるように感じられてしまうのです。このようなことは、人参や大根、リンゴなどがその傾向が強いです。
葉物野菜でも、果物等を一切使わずに100%ジュースなどだけで一緒にミキサーにかけると、破片が”浮いて”感じられるため、「滑らかではない」、という印象になります。逆に果物等を使い粘度が高いグリーンスムージーとなると、葉物野菜の破片が多少残っていても、滑らかに感じられるのです。
いくつか例を挙げてみます。下の画像をご覧下さい。
例えば上の写真は、ある日のグリーンスムージーをグラスに移した状態と、それを飲み終わった後のグラスですが、グラスに葉物野菜の破片が結構見えると思います。いっけん粗そうに見えますが、これは粘度のあるグリーンスムージーであったので、十分滑らかにおいしく頂けました。
また、例えば上の写真はある日のグリーンスムージーの材料です。ジュースと、葉物野菜(レタス類と小松菜)だけで、果物は使っていません。これをミキサーにかけるとどうなるか。
このような感じに完成しましたが、これは粘度が非常に低い、サラサラとしたグリーンスムージーであるため、ミキサーのパワーは変わっていないのに、グリーンスムージーを口に含んだときに、葉物野菜が水分と分離したように感じられ、とても”荒く”感じられます。別のある日に上記の材料にグレープフルーツとバナナを加えて同じようにグリーンスムージーを作ったものが、下の画像です。
見た目にも滑らかそうに感じられると思いますが、さきほどと同じミキサーで作っているのに、口の中で、舌の上で、とても滑らかに感じられるのです。このように、水分量が変わることで、ミキサーの評価は違いが生まれます。「滑らかなグリーンスムージーが作れるミキサー」という評価だったり、そうでないという評価になったりと、評価に差が生まれる場合があるのです。加水量を抑えた粘度の高いグリーンスムージーばかりを作る方の場合、パワーが弱いミキサーでも「滑らかな」グリーンスムージーが作れていることでしょう。そもそも、「滑らかさ」というのは、個人の感じ方によるところが大きいもので、あいまいな基準でもあります。
しかしこうした水分量による粘度の違いにかかわらず、生クリームレベルの滑らかなグリーンスムージーができるミキサーもあります。例えば超ハイパワーなミキサーであるバイタミックスです。バイタミックスのミキサーになると、人参でさえもサラサラになるそうです。
スムージー用おすすめミキサーの比較
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私の使っているミキサーについて≫
このブログのスムージーは、すべてテスコムのミキサーで作っていましたが、最近パナソニックのファイバーミキサーを買いました。(購入レポ:
グリーンスムージー用にパナソニックのミキサーを買いました。)
http://tescom.cooklog.net/Entry/49/グリーンスムージーミキサー選びは、ここに注意。
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